今は株を売る時じゃない(9/28/23)
- Mary Oakley
- 2023年9月28日
- 読了時間: 4分
更新日:2023年10月21日
今は株を売る時じゃないと思う。季節的に弱い9月も明日で終わり。4Qは統計的には強い季節。特に年前半上げて8月9月と弱かった年は4Qがマジで強い。さらに私の周りの超富裕層投資家達がベアすぎる。私が先週木曜にNVDAを買った話はミーティングでしたけど、仲間達からの反論が凄かった。今日はその話。
以前に9月の季節性の話をしたけど、統計によると、毎年1年の中で1ヶ月だけ1960年から投資したとすると通年でマイナスになるのは9月だけ。
このチャートを見ると9月とは打って変わって4Qは強い。特に11月。

さらに、これは調べてみたんだけど、過去4年間、9月は毎年下げてる。そして4Qは毎年上げているのだ。

今年の4Qがどうなるかはもちろん神のみぞ知る。
だけど私は今年の年初つくづく思い知ったのだ。株は頭で思うようには動いてくれないと。
特にその「頭で思う動き」の理由が分かりやすければ分かりやすいほど、その通りにはならない。
なぜなら皆んな同じデータを見て同じように思い、同じ行動をしてしまうから。
今年の年初、誰もが23年前半に不況がきて株は底値をつけ、23年後半に利下げがあり、株は持ち直す、と予想した。
みんなが予想したらその通りになるはずがないのだ。株とはそういう物。
私は今年2月にこれはどうもおかしい、と思い、Sell the rip からBuy the dip に変更。
でも周りは皆んな弱気で3月初旬に登壇したサンディエゴの投資家コンフェレンスでは私以外ブルがいない状態だった。
その直後、地方銀の破綻があり、Black Swanはこれだったのか!としばらくは思ったけど、Fedの急激な資金注入で呆気なく何事もなく危機は終了。
そこで5月にまた色々買い足した。
でも私もなんだかんだ言って、MMFで5%+もらえるのでAll-inとは程遠い状態。頭ではもっと下がるはず、とどうしても思ってしまうのでめちゃくちゃ強気になるのはすごく勇気がいる。
私が毎日話をしている周りの投資家たちはいまだに殆どがベア。先週登壇してきたダラスの投資家コンフェレンスでも大多数の人はベアだった。
例えば、先週の木曜日。毎日100以上のコメントが飛び交うグループチャットルームで「金利が上がってる。株のチャートは酷い状態。皆んなどうしてる?」と誰かが質問。
それに対しての皆んなの返事が圧倒的にベア。やれ株に投資する意味がない、T -billとMMFに退避、7月に株を売った、来年絶対に不況が来ないとおかしいし、株は下がる、などなど。
ダラスのコンフェレンスでも散々同じことを聞いた。そこで私は「私は今日株買ったよ。」と返事。実際、先週木曜にAAPLを買い、NVDAを買い足した。
そのコメントにびっくり絵文字がたくさんついて笑ってしまった。
そして今朝、またまた「不況はくる。米株はトラブル。FEDが金利を下げでもしない限り、株が上がる理由がない。」とコメントが。
それに賛同する意見が続き、私はその一連のコメントを無視していたら、なんと@名指しで「まりーはNVDAはもう売ったの?」と聞かれた。
そこで私は「私はブルよ。木曜に買ったNVDAは既に5%上げてる。3月に買ったNVDAは90%の上げ。5月に買ったNVDAは55%の上げ。」と返事しておいた。(アップルは2%下げてるけど)。それにまたびっくり絵文字がついた。
思うに、ものすごく良い会社の株がいつも良いとは限らないし、今すごく業績が悪い会社の株が必ずしも悪い株とは限らないのと同じで、金利の状況や経済が悪いからって株が悪いとは限らないのだ。
つまり何がすでに織り込まれているのかをきちんと把握することが正しい予想をするのと同じくらい大事、ということ。
たとえ予想がドンピシャでもその予想がすでに株価に織り込まれていたら株は予想と逆の動きをしかねない。
株価の動きは予想と現実のギャップで起こるから。
予想を当てるだけでも難しいんだから、株とは本当に一筋縄ではいかない。
だから、私は周りが反論すれば反論するほど安心する自分でいたいと思う。
経験上、ヒリヒリドキドキするような売り買いの方が自信を持ってする売り買いより成功率が高い。
これから年末まで株がどう動くか、私には分からない。
でも例えばS&P500が4200をガッツリ割って4000に向かうような状態になるには何かまだ織り込まれていない悪い材料が出てこないと無いと思う。
例えば原油が100ドルを超え、インフレが再炎する。それは織り込まれてないと思う。
私はヘッドラインはさておき、コアインフレは順調に下がると思っている派なので、もしコアCPIがまた月次0.4%に逆戻りでもしたら意見を変えざるを得ない。
その場合、10年債も5%を超えるかもしれない。
そうなったら株はおそらくかなり下げる。
でも消費者も経済も雇用も結構底堅いと思っている私は、倒産する危険が少なく(借金が少なく、Free Cash Flowが豊富)長期成長の見込める会社はもし下げても長期保有で大丈夫だと思う。
そしてもしどっと下げたら、その時こそどんなに怖くてもMMFにある現金を注ぎ込もうと思う。




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